おフランスへ

「ザ・三日坊主」となってしまった本ブログですがそれでは流石にGW返上でこのブログをこさえてくれた安田氏にtwitterでボロカス言われるので、いま焦って更新している次第です。 「忙しいを理由にブログを更新しない奴はくそだ」と僕のおじいちゃんも申しておりましたことですし。

で、今回は「旅券(パスポート)」に関するお話です。

私の父親はフランスの貴族の専属スタイリストを昔から職業としてやっていたため(嘘です)、私が小学校を卒業するとともにフランスへ転勤することになりました(本当です)。

旅券

小学生といえども国外に出るには旅券が必要で、父から「旅券にはサインが必要だからアルファベットのサインを練習しておくように」と言われました。 アルファベットを書くことも読むこともできなかった私は必死に特訓しまくって、なんとか書けるようになったところで立川にある旅券発行所に姉と母と向かいました。

旅券を受け取った私はめちゃくちゃ緊張していました。 緊張の理由の一つが特訓を重ねてきた「サインをその場で記入する」という一大イベントがあったからです。

緊張でブルブル震えた手をなんとか抑えて小学生のボクちゃんは書き上げました。 すると、なんということでしょう… 一文字アルファベットが抜けているじゃないですか(汗)

私の名前はアルファベットで「HYOGO」と書きます。 しかし、あまりの緊張のため焦っていた私は「HYGO」と書いて「O」を抜かしてしまったのです。おぉなんというかわいいボケ!

幸い、文字間を開けまくって書いていたおかげで、置いてけぼりにされた「O」を「Y」と「G」の間に入れれば、ちょっとバランスは悪いけど「HYOGO」になるじゃんと姉に言われそれを決行することになりました。

すると、なんということでしょうPart2…

焦って血迷ったか私は「O」を「H」と「Y」の間に書いてしまいました…。

つまり「HYOGO:ひょうご」とするところを「HOYGO:ほいご」書いてしまったのです。

いまでも筆圧強めな私の字は、当時はいまの五倍以上の筆圧でした。それ故に修正なんてとてもできない状況。旅券なのでもちろん修正液も使えません…。もうおしまいです。

このサインのために特訓を続けてきた私は半泣き状態で家に帰りました。父にもボロカスに叱られ次の日も顔がパンパンになるくらい泣きました。そして五年間「HOYGO:ほいご」として生きました。

大人になってからふっと考えたのですが「漢字で良かったんじゃねーか」って気もしていますが、思い出深い初海外となったのでそれはそれで良しとしたいと思います。

最後に余談ですが、初海外に飛び立つ日、私は空港で何故か気絶しました。 理由は分かりません。

そして、経由地のアンカレッジ空港でうどんをすすっているマラドーナに遭遇しました。当時の私のスーパースターであるマラドーナが「うどん食ってる!」となって、ほとんど英語を話せない姉に「サインくれ言うてくれ」とせがみ、姉の口から出た言葉は「アー・ユー・マラドーナ?」。

無事サインをもらったのですが、そのサインは今何処…?